最近(2017年7月)のニュースで、
「最低賃金の値上げ」ということで、
25円程度引き上げることになり、
そうした場合の全国平均で最低賃金の時給は、
「848円」
となるそうです。
これだけ見ると、
何やら景気の良い話なんですが、
これを自分の住んでいる地域で見た場合、
現在自分が住んでいる地域の、
最低賃金を調べてみたところ・・・
「714円」ということで、
まあ全国でも本当に最低な賃金なんですが。
これで引き上げられたとしても、
・・・800円にも届かず。
賃金の引き上げ自体は明るいニュースではありますが、
地域ごとにみると、
その格差は一目瞭然と言えます。
またこうやって時給の引き上げがあったところで、
私のように正社員で固定給の人も給料が上がるのかというと、
・・・それはおそらくないんだろうなと、
ハッキリ言って期待していません。
所詮なんだかんだ言ってもうちのような中小企業は、
そう簡単に給料なんて上がるはずもないのですから。
前置きが長くなりましたが今回は、
最低賃金引き上げのニュースから見る、
地域格差の現状と、
給料が少ない田舎に住んでいるからこそ、
どうすれば収入が増えるのかについて、
話していきたいと思います。
目次
会社員の給料格差が地域で広がっている現実
賃金が引き上げられることで、
全国の最低賃金が平均で「848円」になるそうですが、
実際に最低賃金の高い地域と低い地域では、
どのくらいの開きがあるのでしょうか?
最低賃金が高い地域
まずは最低賃金が高い地域です。
2016年の調査で、
最低賃金が900円以上の地域が、
東京都と神奈川。
次いで800円以上の地域が、
大阪・埼玉・千葉・静岡・愛知・兵庫・京都などと、
大都市や関東方面が賃金は高いと言えます。
そして今回改定することで、
大阪は900円台に突入する見通しとなっており、
またこれ以外の都市でも、
改定後には、
800円台に突入する地域がでてくるようです。
九州は最低賃金が低い?
一方で最低賃金が低い地域ですが、
一概にはいえませんがどちらかというと、
西日本の方が低い傾向にある?気がします。
とくに九州は全域で700円台で、
2017年の今回の改定でも、
大都市の福岡ですら800円台には届かないようです。
ちなみに全国で一番低い最低賃金は、
現在の時点で714円。
トップの東京は932円なので、
その差は実に200円以上違うのです・・・
確かに東京などの大都市は、
「物価が高い」「家賃が高い」とも言われていますが、
かといって、
携帯の通信費などはそう地域で変わることもないですし、
これは一つの例えですが、
交通機関の便が悪い地域は、
車を保有する人も多いことから、
ガソリン代や車にかかる税金や経費など、
違う部分にお金がかかっていますので、
「物価が安い」からといって、
「給料が安い」というのは、
今の世の中、
理屈が通らないと思うのです。
ちなみに。
プロフィールにも書いてますが。
私の正社員の給料は、
手取りで15万・・・
勤続年数20年でこれだけという現実。
正直厳しいです。
かといって、
これ以上給料を増やす手段はないのか?
というと、
・・・同じ仕事をしている限り、
会社が変わらない限りは、
ほぼ「不可能」と言えます。
会社員が収入をあげる方法は「アルバイト」しかないの?
ではどうやったら収入が増えるのか?
答えはひとつ。
「本業とは別に収入を得る」
これしかないんです。
ではその手段には何があるのかというと、
手っとり早くやるなら、
「アルバイト」が一番です。
しかし。
他で働く、
つまり「アルバイト」をするとなると、
会社によっては、
副業が禁止だったりしますよね?
(そもそも給料が安いんだから、
アルバイトくらい認めろって言いたいところですがw)
またアルバイトをすることで、
本業に差し支えることになったら、
それは本末転倒な話になってしまいます。
では何がいいのか?
ということですが、
「家で好きな時間にやれる仕事」
を見つけることが一番いいと思います。
家で仕事をするといっても、
「お仕事」には違いないので決して楽ではありませんが、
外で数時間のアルバイトをすることと比べたら、
自分の好きな時間の配分で作業ができるので、
そういった意味では、
外でアルバイトをするより、
キツくありません。
そして自分の頑張り次第で、
いくらでも収入が増えるので、
やりがいがあると言えます。
いくら頑張っての給料が上がらない辛さ。
「給料が上がるかも?」と、
会社に期待するのは辞めて、
「自分で稼ぐ」力を身につけることが、
収入をUPさせる一番の早道とも言えます。
地域格差があっても同じように出来る副業とは
もしあなたが本業以外でアルバイトをやるとなると・・・
おそらく家から近い場所で働くことになると思いますが、
そのような場合、
結局のところ「最低賃金」は低いままなので、
おそらく思ったように稼げないと思います。
そこで家でやる仕事・・・
たとえばネットを使った仕事をやる場合ですが。
ここには地域による「賃金格差」は、
もちろん発生しないため、
全国どこにいても、
同じように稼ぐことができます。
そういったことからも、
外でアルバイトをするより、
アフィリエイトなどといったネットビジネスは、
賃金の安い地域に住んでいるからこそ、
最適な副業なのではないかと、
私自身が少ない給料で働いているので、
より強く実感しています。
言ってしまえば、
賃金の安い田舎に住んでいるからこそ、
ネットを使った副業は最適と言えます。