これまで何度も入院してきた私。
入院歴を語れば、
- 小学校にケガと肺炎で2回
- 高校で耳下腺腫瘍で2回
- その後・・・
耳下腺腫瘍:3回
子宮筋腫&卵巣摘出:2回
・・・もうね、
入院慣れしてるって言っていいくらい?(笑)
ちなみに私の配偶者も結婚してから、
病気で幾度も入院しています^^;
なので今回は、
もし入院になったら?をテーマに、
今までの経験からお伝えしていこうと思います。
目次
入院が決まったら「限度額適用認定証」を準備する
入院となると、
何といっても気になるのが「入院費用」。
いくら保険適用とはいえ、
一体どのくらいかかるのか?とても不安ですよね・・・
実は医療費というのは、
「自己負担限度額」というのが決まっており、
それを超えると申請することで払い戻しされる制度、
「高額療養費制度」というのがあります。
とはいえ。
退院したとき窓口で支払う額が高額になってしまうと、
とてもじゃないけど払いきれないー
そんな時に用意したいのが、
「限度額適用認定証」なんです。
一般企業で働いているサラリーマン・OLならほとんどの人が、
「全国協会保険協会」(協会けんぽ)というのに加入していると思いますので、
まずは自分の保険証を見て、
どこの支部の「全国協会保険協会」なのか確認します。
※健康保険証の「保険者名称」のところに支部名が記載されています。
そして該当する協会けんぽ支部へ電話して必要書類を送ってもらい、
書類に必要事項を記入後返送すれば、
だいたい1週間くらいで「限度額適用認定証」が送られてきます。
その送られてきた「限度額適用認定証」を、
入院する病院の窓口に提出すれば、
窓口で支払う入院費が自己負担限度額だけとなるんです!
※自己負担限度額はこのようになってます。(H27.1〜)
所得区分 | 自己負担限度額 | 多数該当(高額の負担がすでに年3ヶ月以上ある場合の4月ヶ目以降) |
①区分ア (標準報酬月額83万円以上の方) (報酬月額81万円以上の方) |
252,600円+(総医療費※1-842,000円)×1% | 140,100円 |
②区分イ (標準報酬月額53万~79万円の方) (報酬月額51万5千円以上~81万円未満の方) |
167,400円+(総医療費※1-558,000円)×1% | 93,000円 |
③区分ウ (標準報酬月額28万~50万円の方) (報酬月額27万円以上~51万5千円未満の方) |
80,100円+(総医療費※1-267,000円)×1% | 44,400円 |
④区分エ (標準報酬月額26万円以下の方) (報酬月額27万円未満の方) |
57,600円 | 44,400円 |
⑤区分オ(低所得者) (被保険者が市区町村民税の非課税者等) |
35,400円 | 24,600円 |
例えば月収が15万円くらいの人なら、
この表で「④区分エ」に該当するので、
入院手術となっても、
自己負担限度額は「57,600円」となります!
ただし。
ここで注意しないといけないことがあります。
- 1ヶ月ごとの清算(1日〜月末)となるため、
月をまたぐ入院になったらそれぞれの月で「自己負担限度額」を支払うことになる。
※例えば1/20〜2/10までの入院となったら、1月と2月でそれぞれ支払いが発生します。
もし事前に入院日を決めるなら、月始めに入院するのがおススメ!
- 食事代や個室代は別料金が発生する
※個室や2人部屋などは部屋代が発生するところがあるので、
部屋代が1日いくらかかるのかをちゃんと確認しておきましょう。
(なるべく手出しを減らしたいなら我慢して大部屋に入った方がいいです)
しかしいくら「自己負担限度額」が決まっているとはいえ、
入院が長引けば食事代もかかるし、
ましてや個室となるとなんだかんだで高額になってしまいますよね。
そんな時医療費でキツイ思いをしないためにも、
元気なうちに絶対!生命保険には入っておくべきですね。
生命保険は昔と違って、
入院費も1日目から出るのが多く、
保険代も思ったよりリーズナブル。
元気なうちはなんか払い損な感じがしますが、
いざ入院となった時・・・生命保険を掛けていたおかげで、
ものすごく助かりましたね^^
今はそれこそ持病があっても入れる保険とかあるものの、
一方で保険代が安い「国民共済」「県民共済」については、
健康状態が自己告知ではあるものの持病とかあると入れないとなっているため、
元気で若いうちに、
生命保険は掛けるべきだと。
私の経験から言ってもこれは強くお勧めします!
入院時必要だなと思うものは?
続いて入院してこれは困ったなとか必要だなと思ったことについて、
どんなものを持っていけばいいのかなどまとめてみました。
パジャマは前あきがおススメ
まず入院時に着るパジャマ。
もし手術を受けるということなら、
前あきボタンのものをおススメします。
なぜなら術後はいろんな管を付ける場合があるので、
前あきボタンのパジャマは必ず用意しておきましょう。
ご飯のお供は必須アイテム
今は病院食も意外に美味しいところもありますが、
・・・それでもおかずが美味しくなかったり、
また物足りない場合もあると思います。
そんな時は、
ご飯のお供を用意しておくといいですね^^
私のおススメは断然、
「ふりかけ」!
ふりかけなら、冷蔵庫なくても日持ちするし、
また色んな種類のものを買っておけばそれだけでいろんな味が楽しめるので、
入院時にふりかけは最強のアイテムでした。
あと余談ですが、
病院によりますが入院時は自分の箸を家から持ってくる場合があります。
ですが使ったら自分で洗わないといけないので、
それが面倒な人は、
本数が沢山入っている割り箸を買ってもっていくと楽ですよ♪
スマホはパケット代に注意
入院時は退屈なので、
スマホでの暇つぶしは必須だと思いますが・・・
病院によってはwi-fi環境がないところもあるので、
動画とか見ていたらすぐにパケットの上限を超えてしまいます☆
なので入院が決まったら、
パケットプランをこの時だけ見直すとかしておいた方がいいかと思います。
また部屋にTVがついているとはいえ、
カード方式で見るため長時間見ていたらカードを買わないといけない。
そんなとき。
もし昔のスマホやタブレットでTVが見れるタイプのものを持っていれば、
それを使ってTVを見ることが出来る場合があるので、
これはぜひ試してほしいと思います。
またラジオもスマホで聴けますが、
アプリの「radiko」などはパケット代がかかるため、
ラジオを聴くならポケットラジオの方がいいと思います。
見舞いで嬉しいものは?
最後にこれは見舞いに行く側からの話になりますが、
どんなものが喜ばれるのか?
これについて私の経験から言わせてもらうと、
- 現金
→TVカードが買える1000円札がいい - 暇つぶしアイテム
→漫画・雑誌など
(本を読む人なら小説などの書籍もいいかな)
これらが有難かったです。
ちなみにお見舞い=食べ物、
というイメージありますが、
食べ物は病気によって制限がある場合があるし、
また部屋によっては冷蔵庫がなかったりするので、
日持ちしないこともあるため、
正直食べ物はあまりおススメしないですね。
ということで私のこれまでの体験から、
入院するときに必要なあれこれについてまとめてみました。
入院となると、
病気などの不安もありつつも・・・
治療の段階で回復していくうちに、
退屈で仕方ない日々が続きます^^;
そんな時にこの記事が少しでも参考になれば、
と思います。