検索エンジンといえば、
ほとんどの人はGoogleの検索エンジンを利用し、
たまにYahoo!の検索を利用している、
という方が多いと思います。
実際に私はスマホでよく情報の検索をしていますが、
検索窓がGoogleが標準で表示されていますし、
またネットビジネスを行う上で、
Googlechromeの利用が必須と考えているため、
必然的にGoogleでの検索が主になっており、
そしてたまに、
Yahoo!ニュースのチェックの流れから、
Yahoo!から検索をチェックすることもあります。
ちなみにYahoo!で検索すると必ず、
「ネイバーまとめ」枠が表示されるため、
ネイバーまとめを作成していたことがあった時期は、
Yahoo!の検索を特に意識していましたね。
ところが最近、
検索元をチェックすると「あること」に気付きました。
それは、
GoogleでもなくYahoo!でもない、
「Bing」という検索エンジンからの流入がある、
ということ。
それも面白いことに、
Googleでは検索結果が落ちてしまった記事なのに、
Bingで検索すると、
検索結果が上位だった、
ということがあったのです!?
確かにGoogleと比べると、
流入数は断然少ないのですが、
これってもしかしたら、
SEO対策するのってありなんじゃないか?
っていうことを考えたんです。
そこで検索エンジン「Bing」について、
調べてみました。
目次
検索エンジンBingとは?
まず検索エンジン「Bing」について簡単に説明します。
Bingとは、
マイクロソフト社が提供する、
検索エンジンのことです。
正直言って日本では、
検索エンジンといえば、
「Google」「Yahoo!」が主ですが、
一方で「Bing」で検索する人って、
少ないと思いますし、
実際私もBingで検索することはありません。
しかしながらこのBing。
Windows10において、
検索エンジンはデフォルトでBingに設定されている、
とのこと。
ということは、
今からPCを購入して、
ネットビジネスを始めようか?
なんて思っている人は、
最初は何かを検索するとき、
Googleでは検索しない可能性がある、
とも言えますよね?
言われてみれば私も、
ネットビジネスを始めてから、
Googlechromeの存在を知って、
検索はGoogle、
メールはGmailを使うようになりましたが、
それまではスマホに入っているGmailは放置で、
作ったアカウント名なんて覚えていませんでしたし、
PCからの検索についても、
Internet Explorerをなにも考えずに利用していたので、
(つまりは必然的にBingを利用していた?)
そういった点から考えても、
いくらGoogleやYahoo!に比べて検索需要が少ないとはいえ、
パソコンやネットの初心者だからこそ、
狙ったキーワードが、
bingで検索される可能性は大いにある気がします。
実際のBingでの検索結果
さてここで、
私が別のブログのプラグインに入れている、
アクセス解析ツールから、
実際の検索の様子をみてみます。
※残念ながらこの解析プラグインは現在インストール出来ないようなので、
プラグイン名は伏せておきます。
(スゴくいいプラグインだっただけに残念☆)
このように、
どの検索エンジンから流入されているのか?
使っているプラグインで確認したところ、
確かにほとんどがGoogleと言った中で、
たまーにBingがあったりします。
さらに面白いことに。
あるキーワードでBingとGoogleの検索結果を調べると、
記事をインデックスしたばかりの時に、
Googleでは上位表示されていた記事があったのですが、
しばらく時間が経過するにつれて、
Googleでの検索結果の順位が下がっていたのに対し、
はじめはBingでは圏外だったのに、
いつの間にか上位表示されていたことが判明!
これはある芸能人についた書いた記事の、
ランキングチェッカーの結果です。
(正確ではありませんがw)
この記事のキーワードが、
ある芸能人の名前となっていますが、
書いた当初はライバルが少なかったんです。
そういったこともあり、
記事をインデックスした後は、
Googleの検索結果で上位表示された、
非常にSEOの強い記事でしたが、
時間の経過とともに、
ライバルが増えて、
現在Googleで検索しても、
とりあえず1ページ目には表示されてません。
ところが、
これがBingの結果となると・・・なんと!
1ページ目に表示されているのです。
実はこの記事に限らず他の記事でも、
初めはGoogleの検索結果では上位表示されていた記事が、
時間の経過とともに順位が落ちてしまったことに対し、
なぜかBingだと、
時間の経過とともに上位表示されるようになった記事、
というのがいくつもあることが分かりました。
これが一体何を意味をするのか?
私にもわかりませんが・・・^^;
例えシェアが少なくても、
記事が上位表示されるということは、
少なくともアクセスも増える可能性が出てきますので、
GoogleのSEO対策ほど重要ではありませんが、
特にSEOの弱い記事だからこそ、
少しでもアクセスを集めるためにも、
出来ることならBingのSEO対策もしたほうがいいのでは?
そう思うようになりました。
そこで、
BingのSEO対策ってどんなことをするのか?
調べてみたとこころ、
基本的にはGoogleのSEO対策と同じで良いようですが、
ただひとつだけ、
やっておいた方が良いものがあります。
それはGoogleでいうところの、
「Googleサーチコンソール」というものにあたる、
「Bingウェブマスターツール」の登録、
というものがあります。
BingのSEO対策「Bingウェブマスターツール」
BingのSEOについては、
Googleよりも分からない部分が多い、
といった印象がありますが、
それでもBingのSEO対策について
調べてみると共通して書いてあるのが、
「Bingウェブマスターツール」へ登録することが、
SEO対策として挙げられています。
ここで簡単に、
「Bingウェブマスターツール」の登録の方法について、
説明したいと思います。
まず、
Bingウェブマスターツールにアクセスします。
Windows搭載のパソコンを利用されているのでしたら、
おそらくマイクロソフトのアカウントがあると思うので、
それを使ってサインインします。
アカウントを持っていない場合は、
最初にアカウントを新規取得します。
※下記の画面の【サインイン】をクリックすると、
アカウント入力の画面になりますが、
そこに「アカウントをお持ちでない場合、作成できます」
と書いてある部分の【作成】をクリックすることで、
アカウントの新規作成が出来ます。
アカウントの新規作成が終わったら、
Bingウェブマスターツールにログインし、
サイトの登録を行います。
【自分のサイト】というところに、
サイトのURLを入力すると、
下記の画面に変わりますので、
ここで自分のサイトのURLと、
サイトマップの追加のところに、
インデックスしたサイトマップのURLを入力します。
※サイトマップのURLがよく分からない場合は、
ワードプレスの管理画面のメニューにある、
【設定】→【XML Sitemap】を開くと、
「あなたのサイトマップのインデックスファイルのURL」
と書いてある下に、
サイトマップのURLが記載されているので、
これをコピーして使えば間違いないと思います。
※【XML Sitemap】というプラグインを導入していない時は?
コチラを参考にして下さい!
Googleサーチコンソールを導入してXMLサイトマップを作成しよう
次にサイトの所有権の確認をします。
以下の画像にあるように3つの方法があるのですが、
私は「オプション2」の方法でやりました。
「オプション2」はワードプレスの管理画面、
【外観】→【テーマの編集】より行う方法です。
ここから画面右より、
【テーマヘッダー】を選択
※テンプレートによっては若干表記が違うかもしれません。
この中から、
<head>
</head>
というタグを見つけ、
<head>の下もしくは、
</head>の上に、
「オプション2」に記載してある、
設置コードをコピーして貼り付けます。
(ここが重要!)
この画像の例では、
</head>の真上にコードを貼り付けています。
そして必ず最後に、
画面一番下の【ファイルを更新】をクリックして下さいね。
これをしないと設定が反映されません^^;
ここまで済んだら再び、
「Bingウェブマスターツール」の所有権確認画面に戻り、
画面下にある【確認】をクリックします。
するとこのように、
自分のサイトのTOP画面が出てきたら成功です!
(画像ではこのブログのTOP画面が表示されています)
そしてサイトマップを送信していますが、
最初はこのように「保留中」となっていて、
反映されるまでに2〜3日かかるようです。
なので何日か経ってまた、
確認してみて下さい。
そうすると、
サイトマップが反映されて、
Bingにおいてのサイトの分析が見れるようになります。
またこのBingウェブマスターツールのダッシュボードでは、
書いた記事に対してURLをインデックスしたり、
(いわゆる【Fetch as google】と同じ機能)
そしてどういったキーワードで検索されているのか?
確認することもできます。
確かにGoogleと比べると、
Bingのシェアは日本においては、
検索ツールとして使っている人はとても少ないのですが、
全く検索されないというわけでなないので、
このBingウェブマスターツールの登録は意外に簡単だったので、
やっておく価値はあると思います。
ぜひお試しくださいね!
(このBingウェブマスターツールの登録方法については、
後日私のマニュァルにPDFとして作成したいと思います)